コスモス日記
2018.03.08
アニマル・セラピー
当特別養護老人ホームでは、
入居者と動物とのふれあいによる情緒的なケアを行っています。
アニマルセラピーは様々な哺乳類が用いられますが、人との接触でストレスを感じやすかったり(ネコ)、人との接触によるリアクションが他の動物に比べて薄かったり(ウサギ)、人と接するには時間と空間の制約が大き過ぎたり(ウマやイルカ)、いろいろな障壁もあります。
そうした中でイヌはセラピーアニマルとして広く用いられ、セラピードッグやヒューマン・ケナイン・ボンド(Human Canine Bond, 人と犬の絆)という特殊な用語もあるくらいです。これはイヌのもつ生来の社交性(長時間人と接していてもストレスを感じにくい)、反応の素直さ(人との接触でリアクションが大きく、喜怒哀楽がわかりやすい)、身近さ(時間・空間的な制約を要さない)などが評価され、きわめて良質のセラピー効果を生むことが確認されているためです。(子犬のへやウェブサイトより)
必ずしも笑顔につながらなくても、気持ちが暖かくなることができればと考えています。
相談チーム 伊月